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宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館
江戸時代の賢人・三浦梅園【みうらばいえん】(1723~89)は、いくつもの本を書き残しました。これらの版木【はんぎ】は、その中の「敢語」と「梅園詩集」を出版する時に使われたものです。
速見郡日出町藤原
国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔」と呼ばれます。この宝篋印塔は、妙生寺跡と伝えられる地蔵堂の境内に、宝篋印塔と並んで立っています。写真では左側の少し大きい方です。高さは約2.3mで、塔身にはつくられた年号以外にも、銘文が彫られていた跡が残っています。
宝篋印塔とは、宝篋印塔陀羅尼【ほうきょいんとうだらに】というお経を納めた塔で、中国の塔の影響から全体的に段が多いデザインとなっています。この宝篋印塔は、写真の右側のものです。妙生寺跡と伝えられる地蔵堂の境内に、国東塔と並んで立っています。高さは約2mで、塔身には四仏の種子【しゅじ】と銘文が彫られています。
国東市国見町千灯
宝塔とは、円柱に屋根をのせたデザインで、屋根の上には仏教の塔のジンボルである相輪【そうりん】がたちます。木や金属、石など、さまざまな素材でつくられました。この宝塔は砂岩でつくられていて、高さは約60cmです。各部に見られる古式の姿から、平安時代末に造られたものと考えられます。
国東市国東町岩戸寺
塔婆【とうば】とは供養のために建てられる石の塔のことです。この角塔婆は、もともと大字岩戸寺字寺迫の山頂にあった多くの石造物のひとつで、現在は岩戸寺登り口の庭に立っている。高さは1.4mほどあり、四面に種子【しゅじ】が彫られています。
豊後大野市緒方町大石
神社などにある石灯籠のようですが、屋根の下に、仏さまを刻んだ部分があり、これが石幢の特徴です。また、屋根は四角形や六角形、円形のものがあり、さまざまなデザインの石幢があります。この石幢は四角形をした石幢で、高さは2.5mほどあります。竿【さお】には長文の銘文が刻まれいます。
竹田市岩瀬
宝塔とは、円柱に屋根をのせたデザインで、屋根の上には仏教の塔のジンボルである相輪【そうりん】がたちます。木や金属、石など、さまざまな素材でつくられました。この宝塔は高さが1.8mほどあり、相輪の上部が失われていますが、その他は残っています。基礎の二面に長文の文字か彫られています。
杵築市大田波多方
国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔」と呼ばれます。この国東塔は、現在は無住となった龍蓮寺の境内にあり、高さは3mを超える大きなものです。塔身に彫られた文字から室町時代につくられたものであることがわかります。
国東市国見町千灯字寺迫 千燈寺
国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔」と呼ばれます。この国東塔は、宇佐八幡神の生まれ変わりである仁聞【にんもん】(菩薩)の墓と伝えられています。
豊後大野市三重町上田原
神社などにある石灯籠のようですが、屋根の下に、仏さまを刻んだ部分があり、これが石幢の特徴です。また、屋根は四角形や六角形、円形のものがあり、さまざまなデザインの石幢があります。この石幢は、龕【がん】が八角形、それ以外は円形です。
豊後大野市三重町久田
神社などにある石灯籠のようですが、屋根の下に、仏さまを刻んだ部分があり、これが石幢の特徴です。また、屋根は四角形や六角形、円形のものがあり、さまざまなデザインの石幢があります。この石幢は高さが3m弱あり、円形の大きな笠の直径は1mを超えます。
国東市国東町下成仏
石を板のように薄く長く加工したものを「板碑」とよびます。てっぺんを三角形にし、上の方に横線を刻んだものもあります。これは碑身の正面上部に種子【しゅじ】が彫られた、高さ1mほどの板碑です。
由布市庄内町大龍
宝塔とは、円柱に屋根をのせたデザインで、屋根の上には仏教の塔のジンボルである相輪【そうりん】がたちます。木や金属、石など、さまざまな素材でつくられました。この宝塔は2基あり、ほぼ同じ形式の塔が並んで立っています。1基には年代が刻まれているため、室町時代につくられたことが分かります。
由布市庄内町龍原
宝塔とは、円柱に屋根をのせたデザインで、屋根の上には仏教の塔のジンボルである相輪【そうりん】がたちます。五輪塔とは、5つのパーツにわかれる塔で、それぞれ四角形・丸・三角形など、いろいろな形をしています。川廻墓地内にたくさんある石塔のうち、指定されているのは、ほぼ完全な形を残している宝塔6基と五輪塔1基です。
由布市庄内町淵
石を板のように薄く長く加工したものを「板碑」とよびます。てっぺんを三角形にし、上の方に横線を刻んだものもあります。この板碑は、高さが2mを超える大きなもので、表面と裏面の両方に種子【しゅじ】が彫られています。
由布市庄内町柿原
塔婆【とうば】とは供養のために建てられる石の塔のことです。この角塔婆は高さが約2mありますが、もともとあったと思われる笠と宝珠【ほうじゅ】はありません。正面に彫られた年号から、室町時代につくられたことがわかります。
杵築市奈多229 八幡奈多宮
「八幡宇佐宮御託宣集【はちまんうさぐうごたくせんしゅう】」を納めた箱です。箱の底に康正2年(1456)の年号などが記されています。箱は新調されることが多く、15世紀の箱は現在に伝わることが少なく、貴重な文化財です。
頭から蓮華の台座【だいざ】まで、1本の木でつくられた像です。髪の毛が螺髪【らほつ】で、如来像ということはわかりますが、両手先がなく、残念ながらどの如来かはわかりません。