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豊後大野市三重町内田881 豊後大野市資料館
豊後大野市緒方町の釈迦堂のほこらに安置されていた、丈六【じょうろく】の仏像です。平安時代につくられたものと考えられます。現在は豊後大野市資料館に展示されています。
豊後大野市三重町松尾1496 吉祥寺
豊後大野市三重町の吉祥寺に伝わる、鎌倉時代につくられた仏像です。吉祥寺はもとは広福寺といい、天正14年(1586)に島津による豊後侵攻の際に焼けてしまいましたが、この像は火災を逃れ、今に伝わっています。
宇佐市高森字京塚 大分県立歴史博物館
国東市の桜八幡神社の旧御神体とされる神像です。僧形八幡神(応神天皇【おうじんてんのう】)、神功皇后【じんぐうこうごう】、比売神【ひめのかみ】を表していると考えられます。神社の創建と同じ、平安時代後期につくられたとされます。
経筒は、経典【きょうてん】を地中に埋めて後世に残すためにつくられた銅製の容器です。銘文【めいぶん】から、この経筒は平安時代のおわりにつくられたもので、父母孝養のために埋められたものと考えられます。
大分市上志津留
神社などにある石灯籠のようですが、屋根の下に、仏さまを刻んだ部分があり、これが石幢【せきどう】の特徴です。また、屋根は四角形や六角形、円形のものがあり、さまざまなデザインの石幢があります。この石幢は、直径1mを超える大きな笠が特徴です。笠の裏に残る墨で書かれた文字から、大分県で最も古い重制石幢(部材をいくつも重ねて造られた石幢)とされます。
豊後高田市平野2579 胎蔵寺
竹田市竹田町2083番地 竹田市歴史文化館・由学館
江戸時代の画家、田能村竹田が死の直前に残した書です。旅先で重い病にかかった竹田は、自分の回復を願ってこの詩を書きました。人生の終わりを感じながらも、強く生きようとする竹田のエネルギーが感じられます。
日田市天瀬町出口
鰐口【わにぐち】とは、お寺や神社につりさげて打ち鳴らす道具です。日田市天瀬町の山中薬師堂というお堂に伝わっていた品です。
豊後大野市緒方町上畑
鰐口【わにぐち】とは、お寺や神社につりさげて打ち鳴らす道具です。銘文【めいぶん】の筆者や彫った人の名前まで書かれている、珍しい銘文を持った鰐口です。
大分県豊後大野市三重町
丈夫でよく切れると有名な豊後刀。この刀は、江戸時代初期に藤原行房という刀工によって作られたものです。行房の作品は少なく、造られた時代が分かる刀として貴重です。
宇佐市南宇佐2077 大楽寺
大楽寺は、元弘3年(1333)に後醍醐天皇【ごだいごてんのう】の願いによって建てられたお寺です。この古文書群【こもんじょぐん】には、後醍醐天皇からの手紙などがあり、大楽寺の歴史を伝える貴重な文化財です。
国東市安岐町両子1548 両子寺
髪の毛を結いあげ、左手には蓮の花を持っています。このような姿は、観音菩薩の特徴です。観音菩薩をはじめ、菩薩像は冠【かんむり】や首飾りをつけていることが多く、この像も冠や首飾りなどがあったのでしょう。
国東市安岐町大字瀬戸田838 実際寺
さとりを開いた如来【にょらい】の両脇に、将来如来となる菩薩【ぼさつ】が並んだ3体のトリオを三尊像といいます。釈迦如来の両脇には、普賢菩薩【ふげんぼさつ】と文殊菩薩【もんじゅぼさつ】がならびます。
杵築市大田石丸1328 地蔵寺
石殿は国東半島一帯のみにあります。屋根の下に、地蔵菩薩等を彫った部分があります。このようなデザインの石造物は、大分県独特のものといえます。この石殿は2基で1セットで、龕【がん】に刻まれている柱は面取り(角をなくす)をするなど、丁寧につくられています。
中津市三光田口3567-1
塔婆【とうば】とは供養のために建てられる石の塔のことです。この角塔婆は高さが約1mあり、塔身の四面には種子【しゅじ】が墨で書かれています。北面に彫られている文字から、鎌倉時代末期につくられたことがわかります。
国東市安岐町朝来
石を板のように薄く長く加工したものを「板碑」とよびます。てっぺんを三角形にし、上の方に横線を刻んだものもあります。この板碑は、碑身【ひしん】の幅が広く、全体にどっしりとしたデザインの板碑です。
豊後高田市臼野
国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔」と呼ばれます。この国東塔は高さが約2mあり、崖面に面して建っています。台座には蓮花【れんげ】の花と逆さ向きの花びら、その間に丸い縁取りがありますが、崖に面している裏側にはその装飾がありません。
豊後高田市中真玉5560-1 安養寺
国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔」と呼ばれます。この国東塔は安養寺の参道の入り口にたっていて、高さは約2mあります。相輪の先端部は失われていますが、その他は全体的によく残っています。