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玖珠郡九重町田野
江戸時代、この木がある飯田高原【はんだこうげん】の東部には岡藩領と幕府領の境界がありました。草原が広がる所に、ここが境界、とわかるように、境界の両側にカシワとクヌギの木を植えたといいます。現在は、カシワの木のみがのこっています。
別府市東山 火男火売神社
鶴見岳【つるみだけ】南側の標高760m~800mにあります。常緑広葉樹【じょうりょくこうようじゅ】のアカガシが代表する樹木で、この林は常緑広葉樹の上限の林です。
速見郡日出町豊岡
ミヤマキリシマは、日本固有種の植物で、標高800m以上の火山山頂一帯に自生し、群落【ぐんらく】をつくります。経塚山は標高614mで、このような標高の低い所に自生することは珍しいです。
佐伯市宇目藤河内
キリは、中国原産の植物とされていましたが、大分県南部の祖母・傾山系【そぼ・かたむきさんけい】で、野生のキリが確認されました。このキリは、昭和34年の指定当時で、高さ20mほどで、当時確認されたキリの中で最大のものでした。
国東市句耳町向田字小野
向田天満社の敷地内に広がる自然林で、スダジイの他にイスノキ、タブノキ、モチノキなどの高木があり、その下にはヤブツバキが目立ち、タイミナタチバナ、ヒメユズリハの木が自生しています。
豊後大野市朝地町朝地
江戸時代の武士のお墓です。写真奥が並古のお墓、真ん中の石碑をはさんで、手前が並増のお墓です。墓碑の後ろにカマボコ形の石があります。このようなお墓のデザインは、儒教【じゅきょう】の影響をうけたものです。
国東市安岐町矢川
鎌倉時代~室町時代の墓と考えられる2基の地下にたてにほられた穴【あな】です。死者を安置するための場所と考えられる石積みがあります。刀が2点が出土したと伝えられています。
竹田市直入町長湯
T字の形をしている石造の墓碑です。上部には、横書きで「INRI」と彫られています。これは、イエス・キリストが十字架にかけられた時に書かれていた文字といわれています。
日田市中津江村合瀬 津江神社
津江神社のスギ並木とウラジロガシ林とモミ・ツガ林からなる境内林です。地域の鎮守の森として、また、日田スギのいわば元祖である原木として大変貴重です。
日田市天瀬町馬原
高塚地蔵尊の境内に、霊木【れいぼく】として植栽された推定樹齢1,000年をこえるイチョウの巨樹です。イチョウはナギやソテツと同じ雌雄異株【しゆういしゅ】の木で、高塚地蔵のイチョウは雄株です。
日田市天瀬町馬原 鞍形尾神社
ウラジロガシを主体にして、イチイガシの巨樹【きょじゅ】も一部みられる、まとまりのある貴重【きちょう】な自然林です。
中津市大字加来
法垣遺跡は縄文時代の遺跡で、竪穴住居【たてあなじゅうきょ】や墓などが確認されています。また、縄文土器や土偶、石器などが出土しています。竪穴住居群などは、道の駅なかつ内の遺跡公園として整備され、一般公開されています。
中津市大字相原
相原廃寺跡は、飛鳥時代に建てられた古代寺院跡で、建物の基礎とした盛り土(基壇【きだん】)と柱を置く石(礎石【そせき】)2つが残っています。飛鳥時代の寺院跡が一部ではありますが現存している貴重な事例です。
豊後高田市佐野
カワラガマ遺跡は、奈良時代〜平安時代(8世紀末〜9世紀前半)にかけて瓦を生産していた窯跡【かまあと】です。豊後高田市の伝薬王寺跡や宇佐弥勒寺跡で出土した瓦と同じ文様の瓦があることから、近隣の寺院や宇佐の古代寺院で使用する瓦を作っていたことがわかります。
玖珠郡玖珠町大字古後
野平のミツガシワ自生地は、周辺の湿地植物とともに西日本の潜在する湿地植物社会のモデルとなる貴重な自生地です。
東国東郡姫島村ス鼻岬
大分県では姫島のみで確認されている鉱物です。姫島の西側、ス鼻沖の海底などで発見されました。藍鉄鉱は鉄のリン酸塩鉱物で、球形のものや動物の骨の形など、さまざまな形状のものがみつかっています。
臼杵市深田
特別史跡・国宝の臼杵磨崖仏【うすきまがいぶつ】のうち、山王山石仏【さんのうさんせきぶつ】がある丘陵の上に広がります。この境内林は、イチイガシをまじえたコジイを中心とする林です。この地域の貴重な自然林です。
佐伯市大字狩生
狩生新鍾乳洞は昭和34年に発見された鍾乳洞です。狩生駅より2km北西、王子神社の西方にあたり、鶴見岳の中腹にある数10mの断崖の中ほどにあるため、自由に見ることはできません。