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大分市里
県内で最大級の前方後円墳です。この古墳からみつかったはにわには、貝や船の文様が入っており、海に深い関係がある人物の墓だと考えられます。いまは公園になっており、古墳にのぼることができます。隣の資料館では、実物の出土品を見学できます。
国東市国見町中
国東市にある古墳です。古墳内部の石室の壁には、木の葉・船・人物などが刻まれています。古墳の内部から鉄の矢じりや須恵器がみつかっており、6世紀末に作られたと考えられます。
別府市大字北石垣
鬼ノ岩屋古墳群は、九州で多く見られる、石室に文様が描かれている石室をもっています。一方実相寺古墳群からは、近畿地方の特徴を持つ棺がみつかっています。同じ古墳時代の後半に作られた古墳群ですが、それぞれの性格が違うのが特徴です。
豊後大野市清川町臼尾
豊後大野市にある旧石器時代の遺跡です。遺跡からは石でできた槍先や、ナイフ形石器が出土しています。特に石で人をかたどった「こけし形石製品」など、貴重な遺物が見つかっています。旧石器時代の生活を考えるうえでとても重要な遺跡です。
宇佐市大字葛原
宇佐市にある大きな円墳です。明治時代に発掘されており、古墳の中から銅鏡や勾玉、鉄刀、よろいやかぶとの一部がみつかっています。古墳の上にははにわが立てられていたと考えられます。
臼杵市大字諏訪
臼杵市にある前方後円墳です。この古墳からは、死者を安置する石のひつぎが見つかりました。ひつぎには、鏡や貝のブレスレット、鉄の剣や刀が納められていました。古墳の上にはよろいをかたどった石甲や、ハニワが立てられていました。
宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館
この絵は、いまは屏風になっていますが、もともと宇佐神宮の放生会【ほうじょうえ】というお祭りに使う神輿の障子絵だったものです。法華経【ほけきょう】を題材にした絵が描かれています。
日田市大字石井
ガランドヤ1号墳と2号墳があり、2基とも石室の内部に文様が描かれている、装飾古墳とよばれる古墳です。赤と緑を使った〇や△の文様が特徴で、筑後川の近くにはこのような特徴を持つ古墳が多くあります。大分を代表する装飾古墳です。
中津市大字伊藤田
豊後大野市緒方町小宛
石風呂は、医療目的で、石を焼いて出た蒸気や熱気を浴びる施設です。尾崎の石風呂は、上下2室にわかれている珍しい形態で、上の石室で熱気浴をしていたと考えられています。
杵築市山香町山浦
石風呂は、医療目的で、石を焼いて出た蒸気や熱気を浴びる施設です。山香の石風呂は、上下2室にわかれている珍しい形態で、上の石室で熱気浴をしていたと考えられています。
佐伯市蒲江大字竹野浦河内 佐伯市蒲江海の資料館
旧蒲江町(佐伯市蒲江)では、地引網【じびきあみ】や磯浜【いそはま】でのテングサ採りなどが行われました。それらに用いられた伝統的な船や網などの漁業用具のほかに、着物、信仰に使われた道具などがあります。
日田市源栄町皿山
江戸時代に開かれたと伝えられ、皿や壷などが伝統的な技法で作られています。飛び鉋文【とびがんなもん】や刷毛目文【はけめもん】が特徴的です。
宇佐市院内町大門290-2 龍岩寺
かつて、仏さまを安置するところと人々が礼拝するところの建物が異なる場合、仏像を安置する建物を正堂【しょうどう】、礼拝する建物を礼堂【らいどう】といいました。龍岩寺奥院の礼堂は、そうした昔のお堂の様子を伝える建物です。
中津市本耶馬渓町曽木大字矢野・樋田字荒瀬 中津市
大分には石橋がたくさんありますが、この橋は代表的な石橋のひとつ。 大正12年(1923)、耶馬溪をめぐる観光道路の建設にともない、つくられた石橋です。8つのアーチがあり、橋の長さは115.7m。いまも残る石橋のうち、最も長い橋です。
杵築市山香町大字小武1592-1 小武寺
衣文【えもん】をほとんど刻まない像。そこには、仏の姿を刻むことを第一とする思いをみることができます。 薬師如来は、はるか東の瑠璃光浄土【るりこうじょうど】にすむといいます。病気を治すなど、この世の中で人々すくう仏として信仰されました
宇佐市大字南宇佐2801 大善寺
大きな像です。もとは、宇佐神宮境内にあった弥勒寺【みろくじ】の金堂【こんどう】の本尊でした。薬師如来【やくしにょらい】は、はるか東の瑠璃光浄土【るりこうじょうど】に住むといわれます。病気を治すなど、主に現世利益【げんせりやく】、この世の中で私たちを救ってくれる仏として信仰されました。
豊後高田市田染真木1796 真木大堂
真木大堂は、近くにあったお寺にまつられていた仏像が大集合しています。 明王【みょうおう】は、どのような人でも仏教の教えに導こうとする存在です。なかでも、不動明王は怖い表情をしていますが、怒りと慈悲の仏です。