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臼杵市二王坐197 月桂寺
月桂寺の歴代住職の肖像画です。禅宗では肖像画は頂相【ちんぞう】と呼ばれ、弟子への印可の証として授けるための貴重なものです。江戸時代~昭和時代にかけて描かれたもので、歴代の肖像画がほぼそろっていることから、肖像画の歴史がわかります。
快川紹喜は、戦国から安土桃山時代にかけての僧侶です。美濃国(いまの岐阜県)で、武田信玄に迎えられ、恵林寺の住職を務めました。この絵は快川の弟子にゆかりがあり、月桂寺に伝わっていました。
臼杵藩主稲葉一鉄良通から16代稲葉順通までの肖像画です。冠衣束帯姿、法体姿、軍服姿、平服姿などさまざまなものがあります。江戸時代から明治時代に描かれたものと考えられます。
臼杵市末広455 善徳寺
羅漢は仏の弟子のことです。この絵は、江戸時代に五百羅漢を描いたもののうちの一つです。像の輪郭などを、お経を小さい文字で書き連ねることで線のように表現しています。
この経相観音像は、松の間から流れ落ちる滝を背景に、座った白衣観音が描かれています。小さく書かれたお経の文字が線をなしています。江戸時代の作品です。
大分市上野丘2ー8ー27 金剛宝戒寺
大分市金剛宝戒寺に伝わる鎌倉時代の仏像です。徳治2年(1307)に西大寺の僧興尊をまねき、寺院を再興した際に造られたものと考えられます。
杵築市宮司335 若宮八幡社
杵築市の若宮八幡社の境内林です。この林には、とても高い木、高い木、低い木があり、地面には草がしげっています。このような林のすがたは、自然の状況がわかる基本的なすがたです。
津久見市津久見浦
ウバメガシは、秋にどんぐりの実がなる木のひとつです。硬い木で、備長炭【びんちょうたん】の原料となる木です。
臼杵市野津町大字老松
神社などにある石灯籠のようですが、屋根の下に、仏さまを刻んだ部分があり、これが石幢の特徴です。また、屋根は四角形や六角形、円形のものがあり、さまざまなデザインの石幢があります。この石幢は笠が大きく、その周囲は3mほどあります。龕部【がんぶ】は八角形をしています。
国東市安岐町朝来594-1 護聖寺
石殿は国東半島一帯のみにあります。屋根の下に、地蔵菩薩等を彫った部分があります。このようなデザインの石造物は、日本の中でも大分県独特のものといえます。この石殿は高さが2.2mほどあり、屋根の造りがとても細かくつくられています。
国東市安岐町油留木
石殿は国東半島一帯のみにあります。屋根の下に、地蔵菩薩等を彫った部分があります。このようなデザインの石造物は、日本の中でも大分県独特のものといえます。この石殿は高さが2.5mほどあります。龕部【がんぶ】にはお地蔵様や如来様が彫られています。
玖珠郡九重町野上
神社などにある石灯籠のようですが、屋根の下に、仏さまを刻んだ部分があり、これが石幢の特徴です。また、屋根は四角形や六角形、円形のものがあり、さまざまなデザインの石幢があります。この石幢は高さが1.7mほどあり、笠や龕部【がんぶ】、竿などが六角形をした石幢です。竿に彫られた文章から室町時代につくられたことが分かります。
宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館
塔婆【とうば】とは供養のために建てられる石の塔のことです。この石柱塔婆は稲積山に立っていたもので、現在は折れていて8個に分かれています。つなぎ合わせると、もともとは3基つくられていたことが分かりました。
臼杵市野津町大字亀甲
五輪塔とは、5つのパーツにわかれる塔です。それぞれのパーツは、四角形・丸・三角形など、いろいろな形をしています。この五輪塔は高さが2mを超える大きいものです。水輪には大きく種子【しゅじ】が彫られています。この地域では妊婦の安産祈願として信仰されています。
玖珠郡九重町松木
国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔」と呼ばれます。この国東塔は高さが約1.5mあり、塔身は球形をしていて、中に四仏を彫っています。各部の特色から、南北朝時代につくられたものと考えられます。
国東市武蔵町小城534 宝命寺
国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔」と呼ばれます。この国東塔は高さが約4mもあり、重量感のある石塔です。
豊後大野市緒方町栗生
神社などにある石灯籠のようですが、屋根の下に、仏さまを刻んだ部分があり、これが石幢の特徴です。また、屋根は四角形や六角形、円形のものがあり、さまざまなデザインの石幢があります。この石幢は高さが2.8mの四角形をした石塔で、龕部【がんぶ】や笠、棰【たるき】などには赤色や白色などの色が残ります。
臼杵市野津町大字西畑
神社などにある石灯籠のようですが、屋根の下に、仏さまを刻んだ部分があり、これが石幢の特徴です。また、屋根は四角形や六角形、円形のものがあり、さまざまなデザインの石幢があります。この石幢は高さが3m以上もある大きな塔で、笠は直径が1.3mあります。内部に残る文字から室町時代に造られたことが分かります。