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豊後高田市夷
国東半島一帯には、独特のデザインの塔があり、「国東塔【くにさきとう】」とよばれています。この塔は、上の方がなくなっていますが、高さは2.34mあり、大きな国東塔です。
宇佐市大字佐野611 光明寺
石を板のように薄く加工したものを「板碑」とよびます。てっぺんが三角形で、上の方に2本の線が刻まれています。1つの石に2つの板碑が並んで刻まれています。このように、1つの石に複数の板碑を刻んだものを連碑【れんぴ】とよびます。写真にあるように、光明寺には連碑が2セットが伝わっています。
豊後高田市梅木
石を板のように薄く加工したものを「板碑」とよびます。てっぺんが三角形で、上の方に二本の線が刻まれています。この板碑は、1つの石の両面を加工して板碑を刻んでいます。このような板碑は、両面板碑とよばれます。
豊後大野市犬飼町黒松
宝塔は、円柱に屋根をのせたデザインで、屋根の上には、塔のシンボルである相輪【そうりん】があります。この塔は、高さ2.53mの大型の塔です。塔身【とうしん】に墨で書いた銘文【めいぶん】があり、貞和2年(1348)に建立されたことがわかります。
豊後高田市西真玉3105 真玉寺
国東半島一帯にあります。屋根の下に、地蔵菩薩等を彫った部分があります。このようなデザインの石塔は、大分県の独特のものといえます。この石殿は、真玉寺の境内にあり、細やかな表現がされている屋根の下の龕【がん】には、六地蔵が彫られています。
宇佐市院内町小坂
5つのパーツにわかれる塔です。下のパーツから、地輪【ちりん】・水輪【すいりん】・火輪【かりん】・風輪【ふうりん】・空輪【くうりん】といいます。それぞれのパーツは、三角形・丸・四角形など、いろいろな形をしています。地輪に仏の種子【しゅじ】と元徳3年(1331)の年号が刻まれています。
日田市天瀬町馬原
もとは、近くのお寺の跡にあったものを、草三郎大神宮境内に移したと伝えられます。石造五輪塔婆は大分県内では数が少なく珍しいです。横には、同時期のものとみられる角塔婆があります。
中津市耶馬渓町大字中畑1422 正平寺
鳥居は、神社の参道に建てられています。この鳥居は、正平寺【しょうへいじ】というお寺にあります。お寺に鳥居。仏と神は、一体の存在とする神仏習合【しんぶつしゅうごう】の考えが表現されています。 また、この鳥居は、梵字【ぼんじ】が刻まれていて、まさに神仏習合を物語る文化財です。
大分市永興10 臨済寺
臨済寺【りんざいじ】に安置されている仏像です。つくられたのは平安時代と考えられますが、像に書かれた文字から、江戸時代に修理されたことがわかります。
杵築市大田沓掛1361 宝陀寺
無縫塔【むほうとう】は、上部が丸い形をしている石塔です。丸い形をしているところが塔身【とうしん】で、このようなデザインの塔は、お坊さんのお墓に用いられました。この塔は、宝陀寺を開いた悟庵智徹【ごあんちてつ】?~正平20年または貞治5年(1366)のお墓と伝えられています。
国東市国東町大恩寺2432 文殊仙寺
文殊仙寺の参道に立つ仁王像です。大きな大人の背たけほどある仁王像を、それぞれ一つの石材から彫りだしています。文殊仙寺の記録によると、室町時代につくられたといいます。
豊後高田市蕗2395 富貴寺
石殿は、国東半島一帯にあります。屋根の下に、地蔵菩薩等を彫った部分があります。このようなデザインの石塔は、大分県の独特のものといえます。この石殿は、富貴寺の参道両側にあり、屋根のかざりまで細かく刻まれています。室町時代につくられたものと推定されています。
臼杵市野津町大字八里合
石を板のように薄く加工したものを「板碑」とよびます。てっぺんが三角形で、仏をあらわす種子【しゅじ】が刻まれたり、墨で書かれています。この板碑がある地には、「ホウゾウジ」というお寺があったといいます。近くに、国指定重要文化財の五輪塔もあり、かつては「いのりの空間」であったことがうかがえます。
国東市安岐町朝来2588 八坂社
石を板のように薄く加工したものを「板碑」とよびます。てっぺんが三角形で、仏をあらわす種子【しゅじ】が刻まれたり、墨で書かれています。この板碑には元弘3年(1333)の年号があり、板碑の歴史を知る上で、基準となる板碑のひとつです。
日田市隈2-7-10 祇園山鉾会館
いまから2000年ほど前に中国で作られた鏡です。鏡の後ろに、神聖な獣の文様や、文字、幾何学模様などがみられます。鏡を納めた箱の蓋の裏書によると、江戸時代に日隈山から出土したといいます。
豊後大野市三重町市場
かつて豊後大野市三重町では、甲斐本鍛冶という有力な刀工集団が刀をつくっていました。この薙刀もその一つで、刻まれた銘文から、江戸時代初めに藤原行家という刀工が作ったことが分かります。
豊後大野市三重町井迫
丈夫でよく切れると有名な豊後刀。この薙刀は、平鎮教という刀工によって室町時代につくられました。大友宗麟の娘が嫁いだ際にもたらされたものと伝わっています。
杵築市奈多229 奈多宮
奈多宮に伝わる神像のうち、男神像など6躯【く】は大分県指定文化財です。それぞれ彫り方や衣の表現、顔つきが違い、作者や時代の差がみられます。