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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(考古資料)

時代じだい

鎌倉時代

エリア

大分市

県指定 有形文化財

さちいせき17ごういこうしゅつどひん

佐知遺跡17号遺構出土品

大分市牧緑町1-61 大分県立埋蔵文化財センター

県指定 有形文化財

さちいせき17ごういこうしゅつどひん

佐知遺跡17号遺構出土品

大分市牧緑町1-61 大分県立埋蔵文化財センター

 本資料は、中津市三光佐知にある佐知遺跡で検出された墓(17号遺構)から出土しました。中国の青磁碗や太刀、鉄釘、土師器などがあり、埋葬する際に副葬品として供えられました。これらの品々から、鎌倉時代に埋葬された男性の木棺墓【もっかんぼ】であることがわかります。

もっとくわしく

 本資料は、中津市三光佐知に所在する佐知遺跡の17号遺構から一括して出土した遺物です。内容は、龍泉窯青磁碗【りゅうせんようせいじわん】(中国産)2点、太刀1振、鞘尻金具1点、呑口式腰刀【のみくちしきこしがたな】1振、鉄鏃4点、鉄鋏【はさみ】1点、鉄釘32点、湖州鏡【こしゅうきょう】1面、土師器【はじき】小皿3点です。
 17号遺構は長辺1.5m、短辺0.9mで床面に木炭が敷き詰められた方形の土坑です。この土坑からは、人骨も出土しており鉄釘がたくさん見つかっていることから、木棺が納められていた墓であったことがわかります。
 この墓は、中国の文物や細かい加工が施された刀などが供えられており、この地域が宇佐神宮領であることから、この地域の開発に関わった有力者が埋葬されたと考えられます。また、青磁碗と土師器の口縁部が打ち欠かれていたため、鎌倉時代の葬送儀礼を知るうえで重要な資料です。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    平成28年2月23日
  • 記号番号きごうばんごう
    考第34号
  • 種別しゅべつ
    考古資料
  • 所有者しょゆうしゃ
    大分県