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指定区分していくぶん

県指定/建造物

時代じだい

鎌倉時代

エリア

杵築市

県指定 有形文化財

おおうちけぼちほうきょういんとう

大内家墓地宝篋印塔

杵築市大田小野

県指定 有形文化財

おおうちけぼちほうきょういんとう

大内家墓地宝篋印塔

杵築市大田小野

宝篋印塔とは、宝篋印塔陀羅尼【ほうきょいんとうだらに】というお経を納めた塔で、中国の塔の影響から全体的に段が多いデザインとなっています。大内家墓地の中にあるこの宝篋印塔は高さが約2mあり、70基以上の石造物に取り囲まれています。大内家の重要人物のお墓と思われます。

もっとくわしく

大字小野の台地の石段を登ると雑木林があり、中は切り開かれて大内家墓地となっています。巨大な板碑や宝塔、五輪塔など70数基の石造物が取り囲んだ中に、この宝篋印塔があります。高さ約2mの形のよく整った宝篋印塔で、石材は角閃安山岩【かくせんあんざんがん】が用いられています。塔身には、墨書のあとがありますが、文字を読むことができません。塔の造形から鎌倉時代に造られたと考えられます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和54年5月15日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第143号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    個人