おおいたけんめんがひらこふん
大分県免ヶ平古墳出土品
宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館
おおいたけんめんがひらこふん
大分県免ヶ平古墳出土品
宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館
大分を代表する古墳の一つで、古墳時代の宇佐を支配していた人の墓と考えられています。
古墳の中の石室と石棺には、銅鏡や石釧などの貴重な品々が供えられており、当時大きな力を持っていたヤマト王権と強いつながりがあったことがうかがえます。
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副葬品【ふくそうひん】
副葬品(ふくそうひん)
遺体にそえて葬る品々のことです。時代によって内容は変わりますが、土器、貝輪のような装飾品、鏡や武器などの金属製品など、呪術的なものや生前に関わりが深かったものが入れられます。
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箱式石棺【はこしきせっかん】
箱式石棺(はこしきせっかん)
板状または塊状の石材を4方を囲み、同様の石材で蓋をした1.5m~2.0mほどの棺です。
もっとくわしく
免ヶ平古墳【めんがひらこふん】は、駅館川右岸の台地上に、4世紀後半(古墳時代前半)に築かれた前方後円墳です。
古墳の中の隣り合っている竪穴式石室【たてあなしきせきしつ】と箱式石棺【はこしきせっかん】には、数多くの副葬品【ふくそうひん】が納められていました。この中で、89点が国重要文化財の指定を受けています。
これら出土品の中には、銅鏡【どうきょう】、碧玉製石釧【へきぎょくせいいしくしろ】、勾玉【まがたま】、管玉【くだだま】などがあります。
これら資料は、古墳時代の大分が瀬戸内海を通して、当時大きな力を持っていたヤマト王権と深いつながりがあったことを示します。
副葬品(ふくそうひん)
遺体にそえて葬る品々のことです。時代によって内容は変わりますが、土器、貝輪のような装飾品、鏡や武器などの金属製品など、呪術的なものや生前に関わりが深かったものが入れられます。
箱式石棺(はこしきせっかん)
板状または塊状の石材を4方を囲み、同様の石材で蓋をした1.5m~2.0mほどの棺です。
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指定年月日 2014/8/21 -
記号番号 考第627号 -
種別 考古資料 -
所有者 大分県