国指定 重要文化財
おおいたけんふないおおともしいせきしゅつどひん
大分県府内大友氏遺跡出土品
大分市牧緑町1-61 大分県立埋蔵文化財センター
国指定 重要文化財
おおいたけんふないおおともしいせきしゅつどひん
大分県府内大友氏遺跡出土品
大分市牧緑町1-61 大分県立埋蔵文化財センター
戦国大名の大友氏【おおともし】が、拠点にしていた都市「府内【ふない】」の跡地から、見つかったものです。
キリスト教に関連したものや茶道具【ちゃどうぐ】、海外の食器など、南蛮貿易【なんばんぼうえき】によって、様々なものが大分に集まりました。
もっとくわしく
戦国大名の大友氏が拠点にしていた都市遺跡「府内【ふない】」(現大分市)から出土した遺物で内訳は、陶磁器・土器555点、土製品・瓦138点、金属製品324点、木製品140点、石製品72点、ガラス製品27点、骨角製品11点、油煙墨残欠2点あります。
この中には、食器や下駄、調理器具などの日用品だけではなく、メダイやコンタツなど、キリスト教に関連した遺物もあります。
また、瀬戸【せと】・美濃【みの】・備前【びぜん】産の茶道具のほかに、南蛮貿易で流入したガラス製品や中国・朝鮮・東南アジア産陶磁器、鉛のインゴットも出土しており、当時の府内が国際貿易都市として繁栄していたことがわかります.
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指定年月日 令和元年7月23日 -
記号番号 考661号 -
種別 考古資料 -
所有者 大分県