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指定区分していくぶん

国指定等/有形文化財/建造物

時代じだい

鎌倉時代・元徳2年(1330)

エリア

杵築市

国指定 重要文化財

ほうとう(いしまるくにさきとう)

宝塔(石丸国東塔)

杵築市大田石丸1412 杵築市

国指定 重要文化財

ほうとう(いしまるくにさきとう)

宝塔(石丸国東塔)

杵築市大田石丸1412 杵築市

国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔」とよばれます。この塔は、国東塔のひとつで、塔に刻まれた銘文【めいぶん】から、元徳2年(1330)にお経を納めるためにしてつくられたことがわかります。

銘文(めいぶん)

石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

用語解説

  • 銘文【めいぶん】

    銘文(めいぶん)

    石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

もっとくわしく

この塔は、高さ2.23mです。銘文【めいぶん】があり、元徳2年(1330)に法華経【ほけきょう】を納めるためにつくられたことがわかります。
塔身【とうしん】は、どっしりとした安定感を感じさせるデザインで、全体でみると重厚なつくりの塔です。塔身の首部に孔【あな】が空いていて、ここからお経を納めたと考えられます。

銘文(めいぶん)

石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和29年3月20日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第1284号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    杵築市