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指定区分していくぶん

国指定等/有形文化財/美術工芸品(彫刻)

時代じだい

鎌倉時代・元亨元年~2年(1321〜1322)

エリア

日田市

国指定 重要文化財

もくぞうしてんのうりゅうぞう

木造四天王立像

日田市城町2丁目618 永興寺仏像収蔵庫

国指定 重要文化財

もくぞうしてんのうりゅうぞう

木造四天王立像

日田市城町2丁目618 永興寺仏像収蔵庫

四天王は、仏教で世界の中心にあたる須弥山【しゅみせん】から全世界を見張っています。お寺では、東西南北に立っています。北は多聞天【たもんてん】毘沙門天ともいいます)、東は持国天【じこくてん】・西は広目天【こうもくてん】・南は増長天【ぞうちょうてん】が守っています。

用語解説

  • 銘文【めいぶん】

    銘文(めいぶん)

    石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

もっとくわしく

この四天王像は、奈良の興福寺北円堂【こうふくじ・ほくえんどう】の四天王と似た姿の仏像です。
像の内部に銘文【めいぶん】があり、康俊【こうしゅん】(生没年不明)が制作したことがわかります。康俊は、運慶【うんけい】(?〜1224)の系譜をひく仏師【ぶっし】で、興福寺大仏師をつとめました。そのため、これらの像は興福寺の四天王と似ていることがわかりますし、日田と奈良のつながりを伝える歴史の証人といえます。
また、銘文によれば、持国天像と多聞天は元亨元年(1321)、広目天は元亨2年(1322)の年号が記されています。制作された時代がわかる、規準となる作品です。

銘文(めいぶん)

石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    1950/8/29
  • 記号番号きごうばんごう
    彫第2115号
  • 種別しゅべつ
    彫刻
  • 所有者しょゆうしゃ
    永興寺