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指定区分していくぶん

県指定/建造物

時代じだい

室町時代

エリア

由布市

国指定 有形文化財

いたび

板碑

由布市庄内町淵

国指定 有形文化財

いたび

板碑

由布市庄内町淵

石を板のように薄く長く加工したものを「板碑」とよびます。てっぺんを三角形にし、上の方に横線を刻んだものもあります。この板碑は、高さが2mを超える大きなもので、表面と裏面の両方に種子【しゅじ】が彫られています。

種子(しゅじ)

仏を梵字1文字で表現したものです。

用語解説

もっとくわしく

この板碑のすぐ側の道は、昔熊群山への裏参道として英彦山【ひこさん】の修験者【しゅげんしゃ】が通ったと伝えられています。総高は2.27m、幅64cm、厚さ35cmと大きい両面板碑です。表面は月輪中に胎蔵界大日如来の種子が、裏面には同じく月輪中に金剛界大日如来の種子を彫る。基礎に大小12 個の穴がありますが、乳の出の悪い女性がこの穴に赤飯を供えて祈願したといいます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和46年3月23日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第51号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    個人