国指定              史跡            
                          つのむれじょうあと
角牟礼城跡
玖珠郡玖珠町大字森
 
              
                国指定                史跡              
                              つのむれじょうあと
角牟礼城跡
玖珠郡玖珠町大字森
 「角牟礼城跡【つのむれじょうあと】」は、玖珠盆地の角埋山【つのむれやま】という険しい山の上につくられた城です。
 元々は室町時代中頃に土を切り盛りしてつくられた城でしたが、全国で石垣を使った城が流行した時期に、石垣をつくりました。
もっとくわしく
 「角牟礼城跡【つのむれじょうあと】」は、玖珠郡と豊前国をつなぐ交通の要地である玖珠盆地の角埋山【つのむれやま】山頂にあります。
 室町時代中頃に、角埋山の切り立った険しい岩盤を利用して築城されました。切り立った崖の上にあるため、豊後に攻め込んだ島津氏を退けるほどの堅牢な城でした。
 文禄年間に毛利高政【もうりたかまさ】が改修したことで、新しい構造と石垣を持つ近世によく見かける形の城になりました。
 江戸時代には城として使われなくなったため、土造りの城から石垣の城に移り変わる様子をよく残しています。
【関連する国・県指定等文化財】
 国名勝 旧久留島氏庭園
県有形文化財 末廣神社栖鳳楼
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                    指定年月日 2005/3/2
