国指定              重要文化財            
                          ざいぜんけほうとう
財前家宝塔
杵築市大田小野
              
                国指定                重要文化財              
                              ざいぜんけほうとう
財前家宝塔
杵築市大田小野
国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔」とよばれます。この塔は、国東半島で有力な一族であった財前家【ざいぜんけ】の墓地にあり、墓地の中心となる塔です。
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        銘文【めいぶん】
        
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

 
もっとくわしく
100基余りに及ぶ石塔が建つ県指定史跡「財前家墓地」にあります。
この塔は、高さ2.97mで、墓地でもひときわ目立ち、墓地の中核となる塔です。塔身【とうしん】にある銘文【めいぶん】から、元応3年(1321)に生前供養のための逆修【ぎゃくしゅう】の塔としてつくられたことがわかります。
      
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

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指定年月日 昭和29年3月20日 - 
                    
記号番号 建第1286号 - 
                    
種別 建造物 - 
                    
所有者 個人 

