県指定 有形文化財
おだにのくるまばし
オダニの車橋
由布市庄内町櫟木
県指定 有形文化財
おだにのくるまばし
オダニの車橋
由布市庄内町櫟木
石で造られた橋で、府内藩に納める年貢米を運ぶために架けられたものです。車が通るための幅の広い橋であることから車橋と呼ばれています。
もっとくわしく
石造単アーチ橋で、庄内町の東北部、大分方面への旧道にかかっています。 総長は11.55m、アーチ径間5.7m、アーチ高さ4.2mです。1848年(嘉永元年)に、地元の庄屋三重野善治によって、府内藩に納める年貢米を運ぶために架けられた石橋です。運搬のための車が通行可能な、幅の広い橋であることから「車橋」と呼ばれます。橋幅を広げるために、高欄の石を橋面から突き出す工夫がされています。また、オダニとカナ書きされるのは、所在地の小字が小谷とも尾谷とも書かれるためです。
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指定年月日 昭和52年3月31日 -
記号番号 建第128号 -
種別 建造物 -
所有者 地区