県指定 天然記念物
みかどあげは
ミカドアゲハ
臼杵市津久見島
県指定 天然記念物
みかどあげは
ミカドアゲハ
臼杵市津久見島
ミカドアゲハは、はねが黒色で少し光沢があり、はねの表面には三列のうすい青緑色の丸い点があります。南のあたたかい場所から飛んできて、大分県内では、臼杵市津久見島と佐伯市狩生地区で生息が確認されています。はねは黒色で少し光沢があり、羽の表面には三列のうすい青緑色の丸い点があります。
もっとくわしく
ミカドアゲハは、チョウ目アゲハチョウ科で、学名はGraphium dosonです。翅の開張は約70㎜、体長は約27㎜、はねの地色は黒色で弱い金属光沢があります。前翅表面の外縁、中央、内縁とほぼ三列の淡い青緑色のはん紋があります。夏にみるミカドアゲハは春にみるミカドアゲハよりもはん紋が濃い色をしています。幼虫はオガタマノキ、タイサンボクの葉を食べ、成虫はウツギ、ハマクサ、トベラ、イボタの花を訪れ、越冬は蛹で行います。 南方系の帰化種で、発生地も個体数も少ない状況ですが、佐伯市狩生地区にも生息が確認されています。
-
指定年月日 昭和28年4月20日 -
記号番号 天第6号 -
種別 天然記念物 -
所有者 臼杵市