国指定 史跡
しもやまこふん
下山古墳
臼杵市大字諏訪
国指定 史跡
しもやまこふん
下山古墳
臼杵市大字諏訪
臼杵市にある前方後円墳です。この古墳からは、死者を安置する石のひつぎが見つかりました。ひつぎには、鏡や貝のブレスレット、鉄の剣や刀が納められていました。古墳の上にはよろいをかたどった石甲や、ハニワが立てられていました。
もっとくわしく
「下山古墳」は、臼杵湾に注ぐ熊崎川下流の東岸、標高40mほどの丘陵上につくられた前方後円墳です。全長は68m余りで、後円部の中央には、厚さ約20㎝の凝灰岩板石を組み合わせた家形石棺が埋められていました。石棺内部からは、副葬品として鏡、貝輪、管玉、鉄剣、鉄刀などが、石棺外部からは鉄製品の原料ともいわれる鉄?【てってい】が多く見つかっています。これら副葬品からみて、「下山古墳」は古墳時代の5世紀中頃につくられたと考えられます。
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指定年月日 1957/7/10 -
管理団体 臼杵市