県指定 有形文化財
なかおくもくぞうにょらいぎょうりゅうぞう
中尾区木造如来形立像
豊後大野市豊後大野市三重町久田
県指定 有形文化財
なかおくもくぞうにょらいぎょうりゅうぞう
中尾区木造如来形立像
豊後大野市豊後大野市三重町久田
豊後大野市三重町にある中尾区釈迦堂につたわる仏像です。 お顔や髪型、衣文【えもん】の表現などから平安時代後期につくられたと考えられますが、一部に古い技法が使われており、古い技法を残していた地方の仏師がつくったようです。
衣文(えもん)
仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。
-
衣文【えもん】
衣文(えもん)
仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。
もっとくわしく
豊後大野市三重町にある中尾区釈迦堂の本尊である如来像です。両手が失われているのではっきりとは分かりませんが、釈迦如来とされています。 穏やかな面部表現や、細やかな螺髪、衣文【えもん】表現などは平安時代後期の特徴を示していますが、部分的に平安時代中期の技法も残っています。古い技法を伝えていた在地の仏師の作例と考えられます。
像高164.8㎝ 桧材 一木造 彫眼 彩色
衣文(えもん)
仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。
-
指定年月日 平成6年3月25日 -
記号番号 彫第85号 -
種別 彫刻