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指定区分していくぶん

県指定等/有形文化財/建造物

時代じだい

鎌倉時代・元徳2年(1330)

エリア

臼杵市

県指定 有形文化財

なかやまいたび

中山板碑

臼杵市野津町大字宮原

県指定 有形文化財

なかやまいたび

中山板碑

臼杵市野津町大字宮原

石を板のように薄く長く加工したものを「板碑」とよびます。てっぺんを三角形にし、上の方に横線を刻んだものもあります。この板碑は、三角山形・二条線・額部・身部からなる典型的な板碑です。身部上部には胎蔵界【たいぞうかい】大日如来の種子【しゅじ】が彫られています。

種子(しゅじ)

仏を梵字1文字で表現したものです。

胎蔵界(たいぞうかい)

画面の真ん中に大きく開いた蓮の花、その中心に大日如来がいます。そのまわりに、たくさんの仏が描かれます。胎蔵界の大日如来は両手のおなかの前で重ね合わせています。こうした両手のしるしを定印【じょういん】・禅定印【ぜんじょういん】といいます。

用語解説

  • 種子【しゅじ】

    種子(しゅじ)

    仏を梵字1文字で表現したものです。

  • 銘文【めいぶん】

    銘文(めいぶん)

    石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

  • 胎蔵界【たいぞうかい】

    胎蔵界(たいぞうかい)

    画面の真ん中に大きく開いた蓮の花、その中心に大日如来がいます。そのまわりに、たくさんの仏が描かれます。胎蔵界の大日如来は両手のおなかの前で重ね合わせています。こうした両手のしるしを定印【じょういん】・禅定印【ぜんじょういん】といいます。

もっとくわしく

総高は1.85mで、身部上部に胎蔵界大日如来の種子【しゅじ】が力強く彫られています。その下方には「元徳二季 庚午 六月廿日孝子ホ敬白」の銘文【めいぶん】があります。孝子は、親の霊をまつる子の自称で、ホは等の異体字であす。よって、この板碑は元徳2年(1330) 6月20日に、子供たちが親の霊の供養のために造立したということが分かります。

種子(しゅじ)

仏を梵字1文字で表現したものです。

銘文(めいぶん)

石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和50年3月28日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第103号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    個人