県指定 有形文化財
ごしょけかたな
五所家刀
宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館
県指定 有形文化財
ごしょけかたな
五所家刀
宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館
豊前信国派の名工である、信国吉定の作品です。室町中~後期の作とみられます。信国派本来の作風が表された作品です。
もっとくわしく
銘は表に「信国源吉定作」、裏に「八月日」と切ります。作者の信国吉定【のぶくに よしさだ】は豊前信国派の名工で、のちに筑前(福岡)に移住しました。よく詰んだ板目肌はきわめて美しい。刃文は小沸がついた直刃を焼き入れる。刀身全体が湾曲する京反りとよばれる姿や、精美な地肌など、山城にルーツをもつ信国派本来の作風が表された優品です。室町中~後期の作とみられます。
長さ69.3㎝、反り1.7㎝。
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指定年月日 昭和55. 4. 8 -
記号番号 工第58号 -
種別 工芸品