県指定 有形文化財
ごこしょ
五鈷杵
宇佐市大字南宇佐2077 大楽寺
県指定 有形文化財
ごこしょ
五鈷杵
宇佐市大字南宇佐2077 大楽寺
武器のようです。密教【みっきょう】で使われる法具【ほうぐ】のひとつです。
武器のようですと書きましたが、もともと古代インドの武器でした。真ん中に持つ所があり、両側にとがった部分があるものを金剛杵【こんごうしょ】といい、五鈷杵はその一種です。
密教(みっきょう)
仏教はインドでうまれました。そして、密教は仏教とインドの在来の教えとがむすびつき、考え方や修行のしかたをとりいれた教えです。密教の「密」は、秘密の「密」の意味です。
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密教【みっきょう】
密教(みっきょう)
仏教はインドでうまれました。そして、密教は仏教とインドの在来の教えとがむすびつき、考え方や修行のしかたをとりいれた教えです。密教の「密」は、秘密の「密」の意味です。
もっとくわしく
密教で用いられる法具のうち、金剛杵は両端にあるとがった部分の数で、名前が決まります。五鈷杵は、尖った部分が5つあるので、五鈷杵とよばれます。
大楽寺の五鈷杵は、中央の持つ所に鬼の顔がある「鬼面五鈷杵」とよばれるものです。大楽寺をひらいた道密上人【どうみつしょうにん】が持っていたものと伝えられています。長さは19.5㎝です。
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指定年月日 昭和44年3月22日 -
記号番号 工第28号 -
種別 工芸品 -
所有者 大楽寺