県指定 有形文化財
いでのうえせきどう
井出ノ上石幢
竹田市神原 個人
県指定 有形文化財
いでのうえせきどう
井出ノ上石幢
竹田市神原 個人
高さ2.5mの重制石幢です。平面は方形で、笠の一部が破損しています。銘文から、この地域に定住した大神氏と関連したものと考えられます。永正17年(1520年)の紀年名もあります。
-
龕【がん】
龕(がん)
くぼんだ場所を指します。仏像を納めている場合、仏龕【ぶつがん】とよびます。
もっとくわしく
高さ約2.5mで、基礎・竿・中台・龕【がん】部・笠・宝珠からなる重制石幢です。平面は方形で、笠のー部が破損しています。竿の上部に月輪【がちりん】を彫り、中に蓮花上に坐す仏像1躯を彫っています。その下に長文の銘文があります文中に「大本願主大神朝臣弾正忠惟」とあり、この地に居住した大神氏【おおがし】に関連した塔と推定できますが、造立場所からみて、大神氏と関係の深い高千穂の三田井氏との関係も考えられます。永正17年(1520)の紀年銘がある。
龕(がん)
くぼんだ場所を指します。仏像を納めている場合、仏龕【ぶつがん】とよびます。
-
指定年月日 昭和48年3月20日 -
記号番号 建第78号 -
種別 建造物 -
所有者 個人