県指定 有形文化財
ぶっこうじろくじぞうせきどう
仏光寺六地蔵石幢
由布市湯布院町川北515
県指定 有形文化財
ぶっこうじろくじぞうせきどう
仏光寺六地蔵石幢
由布市湯布院町川北515
神社などにある石灯籠のようですが、屋根の下に、仏さまを刻んだ部分があり、これが石幢の特徴です。また、屋根は四角形や六角形、円形のものがあり、さまざまなデザインの石幢があります。この石幢は高さが約1.6mあり、龕部【がんぶ】には六地蔵が彫られています。竿【さお】の六面には文字が彫られています。
もっとくわしく
重制の石幢で、総高は1.65mです。下から基礎・竿・中台・龕部・笠・宝珠からな構成されます。龕部には六地蔵を彫、竿の6面に1行ずつ銘文を彫っています。それによると、六地蔵は六道の衆生を救い、この世で迷える衆生を救う仏なので、絶対こわれることのない石で彫る云々とあります。「大永申甲黄鐘日」と銘文にあることから大永4年(1524) 11月に造られたことがわかります。施主は「宇佐/宿弥 長弘公舘」で、宇佐宮の神官である永弘氏に関係する人物と考えられます。
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指定年月日 昭和36年3月14日 -
記号番号 建第31号 -
種別 建造物 -
所有者 佛光寺