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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/建造物

時代じだい

室町時代・大永4年(1524)

エリア

由布市

県指定 有形文化財

ぶっこうじろくじぞうせきどう

仏光寺六地蔵石幢

由布市湯布院町川北515

県指定 有形文化財

ぶっこうじろくじぞうせきどう

仏光寺六地蔵石幢

由布市湯布院町川北515

神社などにある石灯籠のようですが、屋根の下に、仏さまを刻んだ部分があり、これが石幢の特徴です。また、屋根は四角形や六角形、円形のものがあり、さまざまなデザインの石幢があります。この石幢は高さが約1.6mあり、龕部【がんぶ】には六地蔵が彫られています。竿【さお】の六面には文字が彫られています。

もっとくわしく

重制の石幢で、総高は1.65mです。下から基礎・竿・中台・龕部・笠・宝珠からな構成されます。龕部には六地蔵を彫、竿の6面に1行ずつ銘文を彫っています。それによると、六地蔵は六道の衆生を救い、この世で迷える衆生を救う仏なので、絶対こわれることのない石で彫る云々とあります。「大永申甲黄鐘日」と銘文にあることから大永4年(1524) 11月に造られたことがわかります。施主は「宇佐/宿弥 長弘公舘」で、宇佐宮の神官である永弘氏に関係する人物と考えられます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和36年3月14日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第31号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    佛光寺