県指定 有形文化財
さいきじょうさんのまるやぐらもん
佐伯城三ノ丸櫓門
佐伯市大手町1丁目1番1号
県指定 有形文化財
さいきじょうさんのまるやぐらもん
佐伯城三ノ丸櫓門
佐伯市大手町1丁目1番1号
佐伯藩主毛利家の居城であった佐伯城三ノ丸入口につくられた櫓門【やぐらもん】で、江戸時代のはじめに建てられた後、2回再建されています。大分県内で現存する城の建物は少ないことから、たいへん貴重な城門です。
もっとくわしく
佐伯藩主毛利家の居城であった佐伯城の三ノ丸入口にある渡櫓門です。門は、寛永14年(1637)に建造され、享保11年(1726)に再建され、天保3年(1832)に三建されています。城の石垣に開いた城門を初層とし、上に入母屋造【いりもやづくり】・一重本瓦葺、前後招き庇付きの渡櫓を架けています。前後に連子窓を出して、下面を石落しに使えるように造られています。壁は白壁で、木部は黒塗りでし。「黒門」の愛称があります。大分県で数少ない現存する城郭建築の建物の一つです。
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指定年月日 昭和51年3月30日 -
記号番号 建第125号 -
種別 建造物 -
所有者 佐伯市