県指定 史跡
ろくごうさんえびすいわやのじしゃけいだい
六郷山夷岩屋の寺社境内
豊後高田市夷
県指定 史跡
ろくごうさんえびすいわやのじしゃけいだい
六郷山夷岩屋の寺社境内
豊後高田市夷
国東半島に広がる天台宗の寺院群を六郷山【ろくごうさん】といいます。夷岩屋は、六郷山の3つのグループのひとつ中山【なかやま】、のちに末山【すえやま】に属しました。夷岩屋【えびすいわや】があった周辺には、現在六所神社【ろくしょじんじゃ】、霊仙寺【れいせんじ】、実相院【じっそういん】があり、このほかに霊仙寺旧墓地など、ゆかりの文化財を見ることができます。
六郷山(ろくごうさん)
国東半島に分布する天台宗のお寺のグループ名です。六郷山の「六郷」は、古代の国東半島に6つの「郷」(行政単位)がおかれたことに由来し、国東半島全体という意味があります。
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六郷山【ろくごうさん】
六郷山(ろくごうさん)
国東半島に分布する天台宗のお寺のグループ名です。六郷山の「六郷」は、古代の国東半島に6つの「郷」(行政単位)がおかれたことに由来し、国東半島全体という意味があります。
もっとくわしく
夷岩屋は、現在の六所神社境内にあたる岩屋にあり、霊仙寺や実相院は、夷岩屋に属する坊が展開した寺院と考えられます。
六所神社境内には、中世の磨崖仏等があり、川の対岸には中世の夷岩屋の僧侶たちの墓所が残ります。川を挟んで寺院と墓所の空間が広がる立地は、夷岩屋の特色です。また、周辺には夷岩屋に属した坊の名前をもつ集落があり、夷岩屋一帯は、かつての六郷山の寺院の景観をいまに伝えるエリアです。
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指定年月日 平成28年2月23日