県指定 天然記念物
うちなり・たしろのおとめくじゃく
内成・田代のオトメクジャク
由布市挾間町内成・田代
県指定 天然記念物
うちなり・たしろのおとめくじゃく
内成・田代のオトメクジャク
由布市挾間町内成・田代
オトメクジャクは、中国から東南アジアに自生する植物です。日本では、大分県由布市挾間町と宇佐市安心院町の2ヶ所でのみ自生が確認されていて、珍しい植物です。
もっとくわしく
オトメクジャクは、ホウライシダ科ホウライシダ属の常緑性のシダ植物で、学名は Adiantum edgeworthii Hook。
中国から東南アジア、インドにかけて分布しますが、日本では由布市挟間町と宇佐市安心院町畳石の2ヶ所で自生が確認されています。山あいの水田の石垣に自生しています。葉の長さは10~15cmで,先端部が長く伸びて芽をつけ,それが地面に接して殖えていきます。昭和15年(1940)、日本ではじめて宇佐市安心院町で確認されました。また、指定希少野生動植物に指定されています。
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指定年月日 昭和51年3月30日 -
記号番号 天第67号 -
種別 天然記念物 -
所有者 個人