県指定 史跡
きょうしゅづかこふん
凶首塚古墳
宇佐市北宇佐
県指定 史跡
きょうしゅづかこふん
凶首塚古墳
宇佐市北宇佐
宇佐市にある古墳で、いまは土が失われて、むきだしの石室がのこっています。大きな石を箱型に組み立てた石室が特徴です。古墳の前をとおる道は、まっすぐ宇佐神宮につながっており、深い関係がありそうです。
もっとくわしく
凶首塚古墳は古墳時代後期後半の築造と推定されます。横穴式石室は両側壁・奥壁・天井石を各1枚の石で箱形に構成しており、石材は、いずれも高さ2m、幅1.8m、厚さ0.4m程の巨石が用いられています。羨道部は遺存しておらず、墳丘の形状、規模も明らかではありません。凶首塚古墳は、宇佐宮弥勒寺の西大門から直線的にのびる古道「勅使街道」に隣接する低台地に立地しており、この古道との関わりが注目されます。
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指定年月日 昭和46年3月23日