ふるさわけせきどう
古沢家石幢
竹田市久住町白丹
ふるさわけせきどう
古沢家石幢
竹田市久住町白丹
神社などにある石灯籠のようですが、屋根の下に、仏さまを刻んだ部分があり、これが石幢の特徴です。また、屋根は四角形や六角形、円形のものがあり、さまざまなデザインの石幢があります。この石幢は、銘文【めいぶん】から死後の冥福を祈るために造られたことがわかります。
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。
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種子【しゅじ】
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。
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銘文【めいぶん】
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。
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金剛界四仏【こんごうかいしぶつ】
金剛界四仏(こんごうかいしぶつ)
金剛界では、大日如来を中心に、東に阿閦【あしゅく】如来、南に宝生【ほうしょう】如来、西に阿弥陀如来、北に不空成就【ふくうじょうじゅ】如来がいるといいます。
もっとくわしく
この石幢は、かつて家の木戸口で「塔の元」とよばれる所にあったといいます。
高さは2.78mで、竿の各面上部に小さく月輪【がちりん】を刻み、中に金剛界四仏【こんごうかいしぶつ】の種子【しゅじ】を彫っています。さらに各種子の下にも月輪を刻み、その中に仏像をレリーフ状に表わしています。阿弥陀如来の種子と仏像の下には、享禄4年(1531) の年号と法華経の一部が刻まれ、逆修【ぎゃくしゅう】(生前に死後の冥福を祈る)ために造立したことがわかります。
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。
金剛界四仏(こんごうかいしぶつ)
金剛界では、大日如来を中心に、東に阿閦【あしゅく】如来、南に宝生【ほうしょう】如来、西に阿弥陀如来、北に不空成就【ふくうじょうじゅ】如来がいるといいます。
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指定年月日 昭和53年3月31日 -
記号番号 建第137号 -
種別 建造物 -
所有者 個人