国指定 重要文化財
ぜんこうじほんどう
善光寺本堂
宇佐市下時枝237
国指定 重要文化財
ぜんこうじほんどう
善光寺本堂
宇佐市下時枝237
天徳2年(958)に空也上人【くうやしょうにん】が善光寺を開いたと伝えられています。本堂は鎌倉時代の建築様式を伝える建造物で貴重なものです。
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善光寺は、天徳2年(958)に空也上人が開き、本堂は建長2年(1250)に建てられたと伝えられています。また、文禄4年(1595)と江戸時代の元禄年間(1688〜1704)には、大修理が行われたといわれています。正面10.05m、側面14.63mを測る本堂は、二つの台形と二つの二等辺三角形とで構成され、寺院建築に多く用いられる寄棟造り、丸瓦と平瓦を交互に葺いた本瓦葺で、正面(南面)には向唐破風【むこうからはふ】とよばれる屋根が張り出す形状をしています。また東面にも扉があり、正面(南面)と東面の両方向から拝礼することができます。鎌倉時代の建築様式を伝える建造物で貴重なものです。
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指定年月日 昭和25年8月29日 -
記号番号 建第433号 -
種別 建造物 -
所有者 善光寺