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県指定/民俗/民俗(有形)

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エリア

臼杵市

県指定 有形民俗文化財

えんせきのいしぶろ

塩石の石風呂

臼杵市大字福良

県指定 有形民俗文化財

えんせきのいしぶろ

塩石の石風呂

臼杵市大字福良

岩盤をくりぬいてつくられた石風呂で、岩盤に刻まれた詩から病気治療などに利用されていたと考えられています。

もっとくわしく

丘陵の岩壁に石風呂が掘られています。入口の高さは約200cmです。内部には、高さ155〜65cm、幅220cm、奥行き145〜65cmの空間があります。
入口左側の焚口【たきぐち】と考えられる場所で石を焼き、内部左側に設けられた水溜めに焼石を投入して湯気を立てて使用したと推定されています。石風呂上方の岩壁に、明和9年(1772)に月桂寺10世独園禅師が詠んだ詩を刻まれています。「石室烟蒸薬気深」の語があることから、疲労回復・病気治療等に利用されていたと考えられています。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和42年3月31日
  • 所有者しょゆうしゃ
    個人