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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(考古資料)

時代じだい

弥生時代

エリア

日田市

国指定 有形文化財

おおはらはちまんぐうどうほこ

大原八幡宮銅鉾

日田市田島2丁目184番地 大原八幡宮

国指定 有形文化財

おおはらはちまんぐうどうほこ

大原八幡宮銅鉾

日田市田島2丁目184番地 大原八幡宮

 鉾(矛)【ほこ】とは、長い柄の先に装着して使われた中国の武器です。この青銅製の矛は、全長82.9mで幅は狭くもなく広くもない中広形銅矛【ちゅうびろがたどうほこ】と呼ばれるものです。武器としてではなく、儀式の道具として使われていました。

もっとくわしく

 この鉾は青銅製で、全長82.9cm、最大幅9.7cmあります。幅が狭くもなく広くもない、中広形銅矛と呼ばれるもので、武器形祭器として儀式に使われていました。
 どこで見つかって、大原神社が所有することになった経緯は不明ですが、中広形銅矛は筑後川流域から日田ー玖珠ー宇佐を経由して伝わっていったようであるため、日田市内のどこかで出土したものであると考えられます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和60年3月29日指定
  • 記号番号きごうばんごう
    考17号
  • 種別しゅべつ
    考古資料
  • 所有者しょゆうしゃ
    大原八幡宮