国指定 史跡
室町時代
大友氏遺跡
大分市顕徳町・上野丘西・六坊北町
国指定 史跡
室町時代
大友氏遺跡
大分市顕徳町・上野丘西・六坊北町
室町時代に豊後国周辺を納めていた大名の大友氏が拠点にしていた都市です。
大友氏の勢力が大きくなるにつれて大きく発展し、キリスト教関連の施設が建てられ、ヨーロッパ・中国・朝鮮・東南アジアから、様々なものが集まりました。
もっとくわしく
現在の大分市顕徳町付近は、鎌倉時代〜室町時代まで豊後国周辺を治めていた大友家が守護所を置いており、戦国時代に大友氏が勢力を広げることで、九州でも主要な都市の一つとなりました。
それに伴って、南蛮貿易の拠点となったことから、キリスト教関連の施設やメダイなどの物品、中国・朝鮮・東南アジア産の陶磁器、鉛のインゴットなど、世界中から様々なものが集まりました。
天正年間に島津氏に攻め込まれ焼き払われることで、その栄華は終わりましたが、戦国時代を通して大友氏による支配の拠点であり、日本有数の国際貿易都市であった痕跡が残っています。
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指定年月日 2001/8/13 -
管理団体 大分市