国指定 重要文化財
おおどうへきが
大堂壁画
豊後高田市田染蕗2395 富貴寺
国指定 重要文化財
おおどうへきが
大堂壁画
豊後高田市田染蕗2395 富貴寺
めくるめく、美しくおだやかな浄土の姿。
国宝の富貴寺大堂【ふきじおおどう】の中の壁や柱には、たくさんの仏、阿弥陀如来が住むという極楽浄土【ごくらくじょうど】の様子が描かれています。まさに富貴寺大堂は極楽浄土、仏の世界そのもの再現する建物でした。
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長押【なげし】
長押(なげし)
建物の柱と柱をつなぐ、横にとおる部材。
もっとくわしく
国宝の富貴寺大堂の中は、本尊の背後の壁(仏後壁【ぶつごへき】等とよばれます)に極楽浄土の様子が大画面で描かれています。このほか、仏後壁の裏には千手観音菩薩【せんじゅかんのんぼさつ】、四方の壁の長押【なげし】上には、釈迦如来【しゃかにょらい】、薬師如来【やくしにょらい】、阿弥陀如来、弥勒菩薩【みろくぼさつ】が描かれています。
なお、宇佐市にある大分県立歴史博物館には、富貴寺大堂の創建当初の様子を復原した実物大の模型があります。
長押(なげし)
建物の柱と柱をつなぐ、横にとおる部材。
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指定年月日 1978/6/15 -
記号番号 絵第1790号 -
種別 絵画 -
所有者 富貴寺