県指定 有形文化財
だいらくじもんじょ
大楽寺文書
宇佐市南宇佐2077 大楽寺
県指定 有形文化財
だいらくじもんじょ
大楽寺文書
宇佐市南宇佐2077 大楽寺
大楽寺は、元弘3年(1333)に後醍醐天皇【ごだいごてんのう】の願いによって建てられたお寺です。この古文書群【こもんじょぐん】には、後醍醐天皇からの手紙などがあり、大楽寺の歴史を伝える貴重な文化財です。
もっとくわしく
この古文書群は、全部で17点あります。後醍醐天皇【ごだいごてんのう】の手紙は、黒い紙(宿紙【しゅくし】)を使っています。当時、天皇の意志を直接示す手紙(綸旨【りんじ】という)は、いまでいうリサイクルペーパー、いちど使われた紙を漉き直した【すきなおした】宿紙が使われました。
後醍醐天皇の手紙をはじめ、この古文書群には、当時の政権とのつながりを伝える文書が多く、14世紀当時の寺院と地域社会の状況を知る上で貴重です。大楽寺は、大和国(いまの奈良県)の西大寺【さいだいじ】の道蜜上人【どうみつしょうにん】を開山【かいざん】とする律宗【りっしゅう】の寺院でした。
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指定年月日 令和5年2月21日 -
記号番号 書第37号 -
種別 古文書 -
所有者 大楽寺