県指定 無形民俗文化財
おおのがく
大野楽
日田市前津江町大野
県指定 無形民俗文化財
おおのがく
大野楽
日田市前津江町大野
老松天満社【おいまつてんまんしゃ】で数年ごとに奉納される河童楽【かっぱがく】です。大野楽を奉納する年の祭日は11月上旬になります。
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報賽【ほうさい】
報賽(ほうさい)
神仏に祈願が成就したお礼に参拝することです。
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老松天満社【おいまつてんまんしゃ】の報賽【ほうさい】で数年ごとに奉納されます。棒術・長刀術を伴う河童楽です。大野楽を奉納する年には、祭日を11月上旬に延期します。シャグマ・長着・裁着姿のムラシコが楽の中心で、河童の動作と思われる所作を行います。
「大野村音楽由来」の写本の最も古い年号は文化6年(1809)と記されています。
なお、文政3年(1820)、日田市天瀬町出口の袋地区が大野楽を伝授され、袋七夕楽と称しています。雨乞いに奉納しましたが、ムラシコの演技は伝わっていません。
報賽(ほうさい)
神仏に祈願が成就したお礼に参拝することです。
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指定年月日 昭和41年3月22日 -
所有者 大野楽保存会