県指定 天然記念物
オクソボノオオダイガハラサンショウウオ
奥祖母のオオダイガハラサンショウウオ
豊後大野市緒方町祖母・傾山系
県指定 天然記念物
オクソボノオオダイガハラサンショウウオ
奥祖母のオオダイガハラサンショウウオ
豊後大野市緒方町祖母・傾山系
奥祖母【おくそぼ】のオオダイガハラサンショウウオは、祖母【そぼ】・傾山【かたむきやま】の川の周辺に生息しています。 体長は15~18㎝で太く丈夫な手足をしています。背面は灰黒色で模様【もよう】はなく、お腹は赤紫色をしています。
もっとくわしく
奥祖母のオオダイガハラサンショウウオは、有尾両生類のサンショウウオ科に属し、学名はHynobius boulengeriです。山地の渓流に生息し、大台ケ原、高知県魚梁、愛媛県石槌山、鬼ケ城山と本県祖母・傾山系に生息する西南日本外帯の固有種です。 体長は15~18㎝で太く丈夫な四肢があります。背面は灰黒色で文様はなく、腹面は赤紫色をしていいます。 5月に尾平・昌洞谷・三木川などで産卵し、11月中旬に一部が変態し大部分は翌年8月に変態をおえます。大分県の生息する個体は幼生の指端に黒爪があることが特徴で、石槌山産のものとは異なります。
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指定年月日 昭和32年3月26日 -
記号番号 天第17号 -
所有者 豊後大野市