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姫島村

県指定 天然記念物

ひめしまのちそうしゅうきょく

姫島の地層褶曲

姫島村大海 比売語曽社

県指定 天然記念物

ひめしまのちそうしゅうきょく

姫島の地層褶曲

姫島村大海 比売語曽社

姫島の南側の大海【おおみ】地区にあります。崖の地層をよくみると、波打っているような模様のところがあります。これを、地球科学の言葉では「コンポリュートラミナ」といいます。

もっとくわしく

この場所もそうですが、地層は何枚も重なっています。その地層1枚を単層【たんそう】といいます。
さらに、単層をよくみると、細かい縞模様【しまもよう】をみることができるところもあります。こうした縞模様を、ラミナとよびます。コンポリュートラミナは、本来は平行であるはずのラミナが、地震等の揺れによって、流動化して、形が乱されたものです。姫島の「コンポリュートラミナ」は「姫島の地層褶曲」という名前で天然記念物に指定されました。この地層は、上下の火山灰層の年代から、約60万年前に堆積したものであることがわかっています。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和34年3月20日
  • 記号番号きごうばんごう
    天第25号
  • 種別しゅべつ
    天然記念物
  • 所有者しょゆうしゃ
    比売語曽社
  • 管理団体かんりだんたい
    姫島村