県指定 有形文化財
うさぐうおはらいええず
宇佐宮御祓会絵図
宇佐市大字南宇佐2859 宇佐神宮
県指定 有形文化財
うさぐうおはらいええず
宇佐宮御祓会絵図
宇佐市大字南宇佐2859 宇佐神宮
御祓会は、いまは夏越の大祓【おおはらい】いい、毎年6月30日に開催されます。
この絵図は、江戸時代の御祓会を描いたもので、平安時代に始まるという御祓会の様子をビジュアルとして知ることができる作品です。
もっとくわしく
平安時代後期に始まったという御祓会の祭礼の様子を描いたものです。紙に描かれたもので、縦は28.3㎝、全体の長さは1681㎝あります。このような重要な祭礼・行事を絵にしたものは、宇佐神宮では他に例がなく貴重です。
序文は、江戸時代半ばの大宮司【だいぐうじ】であった到津公著【いとうづきみあき】です。延享元年(1744)、宇佐神宮への朝廷からの勅使【ちょくし】が復活しましたが、この時に到津公著は活躍しました。
祭礼の様子が、細かく描かれており、こうした作品は勅使復興のなかで作成されたと考えられます。
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指定年月日 平成26年2月14日 -
記号番号 歴第11号 -
種別 歴史資料 -
所有者 宇佐神宮