県指定 有形文化財
あんようじくにさきとう
安養寺国東塔
豊後高田市中真玉5560-1 安養寺
県指定 有形文化財
あんようじくにさきとう
安養寺国東塔
豊後高田市中真玉5560-1 安養寺
国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔」と呼ばれます。この国東塔は安養寺の参道の入り口にたっていて、高さは約2mあります。相輪の先端部は失われていますが、その他は全体的によく残っています。
もっとくわしく
この国東塔は、安養寺の参道入口の右側にたっています。総高は1.98mあり、石材には角閃安山岩が使われています。基礎は1重で、1面には2個ずつの格狭間【こうざま】が彫られています。基礎と反花は1石で彫られていて、塔身は壺形をしています。相輪の先端部は惜しくも欠損しています。造立年代は明らかでありませんが、鎌倉時代か南北朝初期に造られたものと推定されます。
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指定年月日 昭和58年4月12日 -
記号番号 建第171号 -
種別 建造物 -
所有者 安養寺