県指定 有形文化財
ほうとうおよびごりんとう
宝塔及び五輪塔
由布市庄内町龍原
県指定 有形文化財
ほうとうおよびごりんとう
宝塔及び五輪塔
由布市庄内町龍原
宝塔とは、円柱に屋根をのせたデザインで、屋根の上には仏教の塔のジンボルである相輪【そうりん】がたちます。五輪塔とは、5つのパーツにわかれる塔で、それぞれ四角形・丸・三角形など、いろいろな形をしています。川廻墓地内にたくさんある石塔のうち、指定されているのは、ほぼ完全な形を残している宝塔6基と五輪塔1基です。
-
種子【しゅじ】
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。
もっとくわしく
宝塔6基のうち2基に銘文があります。1基は基礎の一面に 「沙弥玄妙禅門 文和二 癸/巳 九廿八」 とあり、文和2年(1353) 9月28日は、沙弥玄妙の死去した年月日と思われます。もう一つの1基には応永8年( 1401 )の紀年銘と、塔身の四方に金剛界四仏の種子【しゅじ】が彫られています。五輪塔の地輪には、永徳元年 ( 1381 )の紀年銘があり、つくられた年代がわかります。
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。
-
指定年月日 昭和46年3月23日 -
記号番号 建第52号 -
種別 建造物 -
所有者 個人