県指定 有形文化財
ほうだじむほうとう
宝陀寺無縫塔
杵築市大田沓掛1361 宝陀寺
県指定 有形文化財
ほうだじむほうとう
宝陀寺無縫塔
杵築市大田沓掛1361 宝陀寺
無縫塔【むほうとう】は、上部が丸い形をしている石塔です。丸い形をしているところが塔身【とうしん】で、このようなデザインの塔は、お坊さんのお墓に用いられました。この塔は、宝陀寺を開いた悟庵智徹【ごあんちてつ】(?〜1366)のお墓と伝えられています。
もっとくわしく
塔全体の高さは158cm。無縫塔は、塔身が丸くて卵のような形をしているので、卵塔【らんとう】とよばれることもあります。
この塔は、宝陀寺を開いた悟庵智徹(?〜1366)の墓と伝わります。塔身が球のような丸い形に近く、このようなデザインの無縫塔は室町時代までに多くみられます。これらのことから、この無縫塔は室町時代につくられたと考えられ、県内の無縫塔のうち、室町時代を代表するものです。なお、別に添付した図面は、この塔の図面です。
-
指定年月日 平成3年3月26日 -
記号番号 建第188号 -
種別 建造物 -
所有者 宝陀寺