県指定 有形文化財
みやわきほうとう
宮脇宝塔
豊後大野市犬飼町黒松
県指定 有形文化財
みやわきほうとう
宮脇宝塔
豊後大野市犬飼町黒松
宝塔は、円柱に屋根をのせたデザインで、屋根の上には、塔のシンボルである相輪(そうりん)があります。
この塔は、高さ253㎝の大型の塔です。塔身【とうしん】に墨で書いた銘文【めいぶん】があり、貞和2年(1348)に建立されたことがわかります。
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。
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銘文【めいぶん】
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。
もっとくわしく
阿蘇神社(豊後大野市犬飼)の横にあります。全体の高さ253㎝で、笠と宝珠は失われています。
基礎には、格狭間【こうざま】が2つあり、縦筋の模様(連子【れんじ】)が彫られています。塔身には、墨で書いた銘文【めいぶん】があり、貞和4年(1348)の年号が記されています。大友親綱(?〜1459)の墓という言い伝えがありますが、銘文の年代とズレがあります。
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。
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指定年月日 昭和52年3月31日 -
記号番号 建第127号 -
種別 建造物 -
所有者 個人