県指定 有形文化財
ふきじおおどうへきがみろくじょうどずだんぺん(げじんきたこかべ)
富貴寺大堂壁画弥勒浄土図断片(外陣北小壁)
宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館
県指定 有形文化財
ふきじおおどうへきがみろくじょうどずだんぺん(げじんきたこかべ)
富貴寺大堂壁画弥勒浄土図断片(外陣北小壁)
宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館
もともとは豊後高田市にある富貴寺大堂の中にあったものです。中にある壁画は国指定重要文化財で、この断片はその富貴寺大堂壁画の一部としても、全国的にも希少な12世紀後半頃の平安時代の板絵壁画としても貴重なものです。
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縦 29.5cm、横 123.2cm、厚さ 2.5~ 4.8cmのカヤとみられる板材の片面を平らにして画面としています。白色下地に線描と彩色で舞踊菩薩像、供養菩薩像、奏楽菩薩像を描いています。現在、大堂に残っている外陣北側の小壁の壁画は中尊を描いたわずか2m余であり、北側壁画の原状を知るためにも極めて重要な資料です。描かれている菩薩像は、富貴寺大堂壁画の他壁の菩薩像と姿が異なり、富貴寺大堂壁画の図像研究の上でも注目されます。
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指定年月日 令和6年2月16日 -
記号番号 絵第27号 -
種別 絵画 -
所有者 大分県