県指定 有形文化財
こごうちやまじんじゃほうきょういんとう
小河内山神社宝篋印塔
豊後高田市黒土5374
県指定 有形文化財
こごうちやまじんじゃほうきょういんとう
小河内山神社宝篋印塔
豊後高田市黒土5374
宝篋印塔は、宝篋印塔陀羅尼【ほうきょいんとうだらに】というお経を納めた塔で、中国の塔の影響から全体的に段が多いデザインとなっています。この宝篋印塔は高さが1.6mで、小河内山神社の境内にあります。彫られた銘文から、永正10年(1516)に造られたものであることが分かります。
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種子【しゅじ】
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。
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金剛界四仏【こんごうかいしぶつ】
金剛界四仏(こんごうかいしぶつ)
金剛界では、大日如来を中心に、東に阿閦【あしゅく】如来、南に宝生【ほうしょう】如来、西に阿弥陀如来、北に不空成就【ふくうじょうじゅ】如来がいるといいます。
もっとくわしく
山神社の境内にあり、総高1.6mです。基礎には格狭間【こうざま】を刻んでいます。塔身は四角で、四面には金剛界四仏【こんごうかいしぶつ】の種子【しゅじ】が彫られています。また、「永正十年丙子 三月十日 願主 敬白」、「□二郎 太郎」などの銘文が読みとれます。笠の上下 は階段状の切り出しがあり、露盤の四面 には×形が刻まれています。相輪の下の請花の平面は四角く、相輪の上にあったと思われる宝珠は失われています。
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。
金剛界四仏(こんごうかいしぶつ)
金剛界では、大日如来を中心に、東に阿閦【あしゅく】如来、南に宝生【ほうしょう】如来、西に阿弥陀如来、北に不空成就【ふくうじょうじゅ】如来がいるといいます。
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指定年月日 昭和53年3月31日 -
記号番号 建第136号 -
種別 建造物 -
所有者 小河内山神社