国指定 重要無形文化財
おんたやき
小鹿田焼
日田市源栄町皿山
国指定 重要無形文化財
おんたやき
小鹿田焼
日田市源栄町皿山
江戸時代に開かれたと伝えられ、皿や壷などが伝統的な技法で作られています。飛び鉋文【とびがんなもん】や刷毛目文【はけめもん】が特徴的です。
もっとくわしく
日田市の小鹿田焼は、文禄・慶長の役に際して、九州に渡来した朝鮮半島の陶工の技術が、筑前小石原【こいしわら】(現在の福岡県朝倉郡東峰村)を経て小鹿田皿山に伝わったとされています。宝永2年(1705)の開窯といわれ、甕【かめ】や鉢、壷【つぼ】などの身近な生活雑器を中心につくってきました。昭和6年、民芸運動を主導した柳宗悦【やなぎ そうえつ】らによって高い評価を受けました。小鹿田焼は、一子相伝により伝えられ、胎土は唐臼による粉砕、蹴【け】ロクロを用いた成形、刷毛目文【はけめもん】や飛び鉋文【とびがんなもん】、打ち掛け・流し掛け等の装飾技法といった伝統技法によって作られています。
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指定年月日 平成7月5月31日 -
所有者 小鹿田焼技術保存会