国選定等 重要文化的景観
おんたやきのさと
小鹿田焼の里
日田市源栄町
国選定等 重要文化的景観
おんたやきのさと
小鹿田焼の里
日田市源栄町
日田市にある重要文化的景観です。小鹿田焼の伝統を伝える皿山地区と、谷地での生業を伝える池ノ鶴地区という二つの地区があります。水・土・木を活かした独特な生業を今も受け継いでいる景観です。
もっとくわしく
日田市の小鹿田皿山【さらやま】・池ノ鶴【いけのつる】両地区は、北に英彦山【ひこさん】がそびえ、大浦川と五色谷川が形成した小規模な谷にあります。二つの地区では、水・土・木といった地域資源を利用した生活や生業が営まれてきました。皿山地区では、河川を利用した「唐臼【からうす】」で砕いた陶土で小鹿田焼が生産されています。また池ノ鶴地区では、この地に分布するプロピライト(変朽安山岩)を用いた石積みの棚田が広がるほか、シイタケ生産や杉材を使った薪や炭の生産が行われています。
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指定年月日 平成20年3月28日選定