国指定 重要有形民俗文化財
おざきのいしぶろ
尾崎の石風呂
豊後大野市緒方町小宛
国指定 重要有形民俗文化財
おざきのいしぶろ
尾崎の石風呂
豊後大野市緒方町小宛
石風呂は、医療目的で、石を焼いて出た蒸気や熱気を浴びる施設です。尾崎の石風呂は、上下2室にわかれている珍しい形態で、上の石室で熱気浴をしていたと考えられています。
もっとくわしく
石風呂とは、石室の中でシバを燃やして石を焼き、医療の目的で蒸気浴あるいは熱気浴を行うための施設です。日本の石風呂は、ほとんどが1室式ですが、山香の石風呂は上下2室に分かれており珍しい形態をしています。下の石室で火をたき、上の石室に入って熱気浴を行ったと考えられています。これと同じ2室式の石風呂として、杵築市山香町の「山香の石風呂」(国重要有形民俗文化財)があります。
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指定年月日 1968/5/31 -
所有者 個人