県指定 有形文化財
やなりけぼちくにさきとう
屋成家墓地国東塔
中津市本耶馬渓町東屋形
県指定 有形文化財
やなりけぼちくにさきとう
屋成家墓地国東塔
中津市本耶馬渓町東屋形
国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔」と呼ばれます。屋成家墓地国東塔は2つあり、1号基の高さは約2mです。銘文により2つとも鎌倉時代につくられたことがわかります。
もっとくわしく
この国東塔は2基あり、1号基は宝珠を欠失しているものの相輪はほぼ完全な形に近く、総高は1.96mあります。2号基は相輪より上部がありません。1号基の笠の下面には墨書の種子曼荼羅があり、塔身には四方にキリークの種子を月輪内に薬研彫りしています。銘文により、2基とも弘安5年(1282)の鎌倉時代の造立であることがわかります。
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指定年月日 昭和53年3月31日 -
記号番号 建第131号 -
種別 建造物 -
所有者 個人