県指定 有形文化財
やまなかやくしどうわにぐち
山中薬師堂鰐口
日田市天瀬町出口
県指定 有形文化財
やまなかやくしどうわにぐち
山中薬師堂鰐口
日田市天瀬町出口
鰐口【わにぐち】とは、お寺や神社につりさげて打ち鳴らす道具です。日田市天瀬町の山中薬師堂というお堂に伝わっていた品です。
もっとくわしく
鰐口は、仏堂や神社社殿に吊り下げて打ち鳴らした仏具の一種です。室町時代の作品で、総径16.6㎝。紐帯はやや細く、両口角の突出も少ない古式な形をしています。1面の中区に「日本豊後州日田郷五馬庄山中堂鰐口享徳二年云々」の陰刻銘があり、日田群五馬荘山中薬師堂ゆかりの品だとわかります。県下における紀年銘鰐口のー例として重要です。
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指定年月日 昭和51年3月30日 -
記号番号 工第52号 -
種別 工芸品